田嶋陽子氏 女性の社会進出に持論「専業主婦になると自立できないシステムになってる」
元参院議員の田嶋陽子氏が、22日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演。女性の社会進出について持論を語った。
アベノミクスの功罪は?という議題に、田嶋氏は「女性政策のアドバルーンを上げたでしょ。それ何にも結果出さないで終わっちゃったんだよね」と指摘。
続いて「例えば、配偶者控除、これを取りやめなかった。配偶者控除っていうのは、一見、女の人のためになってるようなんだけど、住民税とか所得税とか健康保険の掛け金を全部払わなくていいの。しかも、第3号被保険者の制度、これは老後の国民年金の掛け金も払わなくていい。それほど専業主婦は優遇されてる」と現状を説明した。
その上で「じゃあ専業主婦の人たちが自立できるか?って言ったらできない」と明言し、
「なぜなら、配偶者控除は夫が控除されるから。そして日本では夫婦別産制だから、いくら夫が得したって女の人はそれでお金が入って自立できるってもんじゃないの。だから配偶者控除は用心しないとこれがあるせいで、みんな気にしてそこに入っちゃうから。女の人はずっと専業主婦になっちゃうと自立できないシステムになってるの」と訴えた。
さらに「今、働いてる女の人、50%はパート(非正規雇用)。女の人は男の人と同じ程度にフルタイムで働いたら、最低でも110兆円の税収が入るんだよね。だから女の人がキチンとフルタイムで働けるように、子育てから何からを男の人とシェアしたりのシステムがあって、きちんと日本の女の人が普通の労働者として働いたら、日本は経済的にすごくよくなるんですよ」と私見を述べた。
引用元: ・【テレビ】田嶋陽子氏 女性の社会進出に持論 「専業主婦になると自立できないシステムになってる」 [冬月記者★]
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